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飯豊連峰 沢登り
胎内川 楢の木沢 鴨沢
たいないがわ ならのきさわ かもさわ

日程  2003/9/13-14
コース  胎内ヒュッテ→楢の木沢→鴨沢→三光山→胎内第一ダム→胎内ヒュッテ
天候  13日 晴れ 14日 雨のち曇り
参加  男3名 女1名 計4名

●1日目  晴れ
 思ったより早く着き、胎内道の駅で仮眠。早朝胎内ヒュッテに入る。私も含め、メンバーはあまり泳ぎがうまくないので、アゲマイのカッチ(ピークの名?)コースをとる事にした。胎内ヒュッテのすぐ裏手より本流を渡渉。黒石沢との間にある尾根に取り付く。ヤブを5〜6m程登ると明瞭な道が現れた。台風一過のとても暑い日。急登はしんどいが回りは美しいブナ林。ここのブナは肌の色がとても白い。最後の滑りやすいドロ急登を腕力で登りピークに立つ。下りは赤布を頼りに転げ落ちるように降りる。最後は沢状。楢ノ木沢の出合より少し遡った所に出た。(約2時間強)
 ここまで入れば今日のコースはのんびり遡行。おおむね穏やかな流れを行く。深くとも胸くらい。下手に巻かずに水の中を行ったほうが早い。

下りついた楢の木沢 楢の木沢のゴルジュ テン場脇で釣った30cmの岩魚

 堂沢との出合までに一ヶ所だけ泳ぐ所がある。T君に先に行ってもらって、Oさんを引いてもらう。と言っても5〜6m程度で他は各々勝手に泳いだ。
 出合は良いキャンプ地となっているが、まだ時間が早すぎるので、鴨沢に入る。しばらくは狭く、胸まで入ったり泳ぐ所もあるが、楽しく越して行ける。今日は今年初めて夏が来た様に暑いので水の中が気持ち良い。
出合より1時間も行くととても開けた場所に出た。右岸に少し位の水でも心配ない良いテン場にめぐり合えた。本流をパスしたせいで時間はまだまだ早い。のんびり昼寝をする者、岩魚釣りに興じる者、思い思いに時を過ごす。
 久しぶりの焚き火で楽しいが、皆疲れているのか早めに眠りについて、夜半雨。かなり激しく降った時もあったので少し心配したが、長続きはせず止む。水は4〜5cm増えたが、朝出発の頃にはほぼ前日近くに戻った。

泳いで取付く2m滝

●2日目  雨のち曇り
 朝は小雨模様の中を出発。温度は少し下がったものの、水はまだ温かい。簡単とは言いながらも少し難しい滝があったりして楽しい。見た目「オッ」と思わせるゴルジュが現れたが、3〜4m泳ぐだけで簡単に越せた。
 ゴルジュが終わると沢は急に傾斜を増す。案内書の右俣には行かず、本流らしき方を忠実に登る事にした。ちょっと大変な草付きの巻きや、ヤブの中の滝を腕力で登ったりして、水の湧き出ている所に出た。そこからごく僅かだが、サカサヤブを手の力だけで登り、野イチゴ畑(ガレ)に出て更に少しヤブをこいで登山道に出た。

鴨沢源流部

 この登山道、一般向きではない。多分ダム等の水源の巡視路なのだろう。踏み跡はしっかりしているし、トラロープなども付いているが、歩きやすく作っていないので良く滑る。
 黒石山あたりは日本海も見え、なかなかの展望。第一ダムへ下る道は細い尾根の真上を通っている。ずーっとロープを這わせてあるのだが、かえって足に引っかかり怖い。足元には黒石沢のゴルジュが滝をかけなかなかで、雪渓も残っていた。
 ダムが下に見えてから最後の下りも急斜面を切り開いただけで足を置く段等はない。駆け下るしかなく、つま先が痛む。はしごを下って終了。
 第一ダムからヒュッテはすぐそこ。
 私にとっての初めての飯豊の沢はおおむね穏やかに迎えてくれました。

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