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      北アルプス
     雲の平 〜 水晶岳 〜 赤牛岳
        くものたいら すいしょうだけ 2986m あかうしだけ 2864m

        ■山行日 2005/8/3-6  前夜発3泊4日
        ■費用  約3万円
        ■メンバー  男1名 女2名 計3名


8/2 池袋発富山行高速バス  23:05発

 今回は高速バスを利用することにした。池袋東口から発車するので便利。運賃も7000円ちょっとと格安で助かる。発車するとすぐに消灯となり、ゆっくり寝られる。

8/3  富山発立山行電車 6:33 ⇒ 有峰湖発 バス 7:35 ⇒ 8:40 折立 9:00 ⇒ 13:30 太郎平小屋(テント泊)

  富山駅から折立行きの直通バスは、予約制なので電車で有峰湖まで行き、バスで折立へ。電車もバスも空いていてラクチン。折立からはゆっくりと歩いて、余力を残して太郎平小屋へ。
  小屋で生ビールを飲んでいたら、信じられない会話が聞こえる。おじさんの二人連れが、小屋の若者に「二泊できるんだけど、どこに行ったらいい?」と聞いている。「どこといわれても、どこに行きたいのですか?」「鷲羽と水晶と黒部五郎、できれば雲の平も」周囲の登山者は絶句。無理無理。何も考えずに、地図も持たずにこんなところまで来ちゃうんですね。
  キャンプ指定地に急ぎテントを設営し、ゆっくりしていると、夕方いきなりどしゃ降り。すぐ止んで、夜中には満天の星。

8/4 起床 5:00 ⇒ 出発 6:00 ⇒ 薬師沢小屋 ⇒9:00 ⇒ 雲の平小屋 13:30 ⇒ キャンプ地 13:55

  キャンプ場を6時に出発。薬師沢小屋は釣り師が多い。獲りすぎるなと看板がある。大切にして欲しいもの。ここから雲の平に出るまでの道が大変。苔の生えている滑りやすい大きな岩の急登が延々と続く。いい加減イヤになったところで、平坦になり、雲の平の端に出る。
  小屋から少し離れたところにキャンプ指定地がある。水は豊富に流れているが、トイレが汚い。最新式の浄化槽方式だが、全く掃除をしていなくてかえって汚く、不快きわまりない。
驚いたことに、片道30分近いのに小屋から水を何人も汲みに来ていた。小屋の水事情があまりよくないのかもしれない。

8/5  起床 4:30 ⇒ 出発 5:30 ⇒ 祖父岳 6:40 ⇒ 水晶小屋 8:40 ⇒ 水晶岳 9:45 ⇒ 温泉沢の頭  11:00 ⇒ 赤牛岳 13:50 ⇒ 読売新道下山開始 14:00⇒ 樹林帯 15:45 ⇒ 奥黒部ヒュッテ 20:00

  5:30に雲の平を出発。祖父岳を経て、大したアルバイトもなく水晶小屋に到着。本当に小さな小屋だが清潔そうで気持ちのいい小屋だ。何しろロケーションが素晴らしい。秋の人の少ない時期に泊まってみたいと思った。
  小屋から一登りで水晶岳だ。ここから赤牛岳までは、絶好のビバーク地が何ヶ所か有る。残雪もあり、水もとれそう。特に温泉沢の頭から10分くらいの二重山稜になった窪地が絶好だった。ただ、基本的にはキャンプ禁止になっているので、あくまで緊急避難用である。赤牛岳は赤茶けた岩石の大きく立派な山。
  ここから、長い下りになる。コースが8等分されていて、8/8〜1/8まで表示があるので、勇気づけられる。大体時間にして30分間隔くらいで表示されているようだ。
  しかし、3/8を過ぎて、いくら歩いても2/8が来ない。いい加減イヤになったら1/8が出てきた。2/8は欠番になっているらしい。三人ともへろへろになりながら、ライトをつけて奥黒部ヒュッテにたどり着いた。
  20時になってしまったし、疲労も極限になっているので、小屋に泊めてもらうことにした。嬉しいことに風呂にはいることができた。夕食もおいしいのだが、疲れすぎていてのどを通らない。ほとんど食べられないまま食堂を出て部屋に。早々と布団に入ったが疲れすぎていて眠れない。うとうとしたかと思うと明るくなってきた。

8/6 ヒュッテ発7:00 ⇒ 平の渡し9:35 ⇒ 出船10:20 ⇒ ロッジくろよん15:30 ⇒ 黒部ダム駅16:20 ⇒ トロリーバス発16:35 ⇒ 扇沢16:45 ⇒ 信濃大町駅(タクシー)17:20 ⇒ 松本発(スーパーあずさ) 20:02

  奥黒部ヒュッテをゆっくりと7時に出発。平の渡しまでの水平道がすごい。平均すると水平だがすごいアップダウン。天に届くかというような長い梯子を登ったり下ったりが十数回にわたって延々と続くのだ。すっかりばてた頃、平の渡しに到着。以前のコンクリートの立派な桟橋は崩れていて、丸太の簡単な仮桟橋ができている。船も立派な船だった。
  ロッジくろよんから先はよい道だが、最終のトロリーバスに間に合わないかもしれないと思い走るように急いでトロリーバス駅へ急ぐ。このあたりは観光客であふれている。
  扇沢からは、二人連れの登山者とタクシー相乗りで、バスより安く信濃大町に到着。
  各駅停車で松本まで出て、あずさで帰京。疲れたけど充実した山行になった。メンバーの皆さん、ありがとうございます。おかげで憧れの山域を踏破する事ができました。

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