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西上州  ククリ岩〜二子岩 

山行日 2005/12/31 朝発日帰り 車利用
天候  晴れ 
参加 男1名 単独 


   暮れの31日、大掃除も終わって1日ポッカリ空いたので兼ねてから行ってみたいと思っていた二子岩へ出かけた。

   雪は少ないが駐車場付近の南牧川は白く凍りついていた。暮れの疲れで思考力が鈍っているのか、ピッケルを忘れては取りに戻り、食料が入っていない事に気付いては取りに戻りして、着いた時はまだ薄暗かったのに出発はすっかり遅くなってしまった。
   しかし沢内の小滝やメインの三段の滝もすっかり凍りついており、アイゼンとバイルがあれば遊べたのにと思った。特に三段の滝の一番上は夏であれば登れそうもないのだが、冬の今なら簡単に登れそうだ。また、登山道を登ってロープを固定することもできるので練習にはもってこいだろう。

   さて碧岩への分岐を横目で見てそのまま居合沢を進む。踏み跡は見え隠れしているようだが、5から10cmの積雪でよく分からない。氷の張った川をあっちに渡り、こっちに渡りして歩きやすい所を探して詰めて行く。深く積もった落葉の上が要注意だ。下が水だったりする。何回か足を突っ込んだ。靴がバリバリになった。
   途中、奥に氷の滝をかけた小沢が右岸に一つ左岸にも一つ。バイルがあれば入ってみたいところだ。二子岩のもう一つ西側に牙の様に出ている岩に朝日が当たる。その少し上流の小尾根にテープが付いている。二子岩に一番近いルートと思われ、少し登って確かめてみるが、あまりの急登。次の潅木に手を届かせるためにピッケルを打ち込んで移動するほどだ。上に岩場も見えたのであきらめ、次の沢筋から入ってみる。ここも一ヶ所青いテープが巻いてあった。
   しばらく沢筋を行くと、二俣状から尾根に取り付くのがルートと思われたが、ヤブが鬱陶しいので左の沢へ戻り、カモシカが団体で通った様な跡があったのでその後を追い、忠実に沢を詰めククリ岩に程近い鞍部に出る事ができた。1354.7mのピークを往復し、細い踏み跡を今日のメインの二子岩へ向かう。笹や潅木がうるさく、なかなか二子岩の全貌が拝めない。写真が撮れたのは一ヶ所だけ。それもかなり足場の悪い所で。
   笹をくぐり急坂を転げ、細い尾根を渡る。なかなか気が抜けない。やっと細い岩混じりの尾根を降りてほっとして脇を見たら巻きルートがあったりして…クソ! ルートは二子岩の東側のピークに続いている。岩混じりの急登でどこでも勝手に登りなさいといった感じである。日が当たってきて背中の温かいのが救いだ。

   東峰でようやく良い展望が得られた。碧岩、大岩がカッコ良い。見下ろす形なので優越感もプラスされる。西峰の基部まで行ってみる。登れそうだが登ろうともしないで下山口に戻る。そう、碧岩に向かう下山ルートは相当以上に急なのだ。雪も付いていていやらしい。軽アイゼンをつけ(しっかりしたアイゼンを持って来れば良かったと思いつつ)長めのシュリンゲも用意して降り始める。こうなったら潅木が便りである。手の届かない所はピッケルを打ち込んで手を伸ばす。シュリンゲも役に立った。いやなトラバースもあるが、そんなに長い下りではないのですぐ安全な尾根に出た。ここからは大岩のジャンクションまで楽勝コースとちんたら歩いていたら、注意しなければならない尾根の交差する部分で左に降りてしまった。すぐ右上に予定コースの尾根が見えていたのですぐ戻れると思ったが、危ない所も無さそうだし、ザイルを持っている強みもあってそのまま沢を下る事にした。きれいな氷があったり、腰までもぐる落葉があったりして楽しい。
   沢一本上流だったようで、出たところは碧岩周遊コースの下の分岐点だった。二子岩のみ登る場合はこの沢を詰めて往復するのが一番楽で早いようだ。帰りはまた三段の滝でひとしきり遊び、大晦日の山行は終わった。
   むろん家に着いたのは明るいうち、西上州は近くて楽しいね!

 

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